十五夜
みなさん、こんにちは☆
♫もぉ〜い〜くるねぇ〜るとぉ〜...♪ ♪十五夜ですっ♪ え、十五夜!?
突然失礼いたしました(笑)9月といえば十五夜ですよね。
十五夜とは「お月見」「中秋の名月」とも言って、綺麗なお月様をみんなで観ようぜっ!というイベントです。 そもそもなんで〝十五夜〟と言うのか...。
十五夜とは旧暦8月15日のことなんだそうです。夏から秋に季節が変わり、涼しくなってきた澄んだ空気の中で満月でも眺めましょうよ。ということで始まったそうなんですが、新暦になったことによって毎年日程が違いますし、9月になったとて今は暑いですしね...汗お月見の方がしっくりきますかね。
ちなみに2022年の十五夜は9月10日だそうです。うーん、ここのところお天気悪いからお月様観えるでしょうか...。
いつだって観れますけどねぇ、せっかくなら十五夜に観たいですよねー。
でも、「〇年に一度しか観られない!〇〇流星群!」とか「織姫と彦星は会えるのか!七夕の空はいかに!」みたいに、十五夜てあんまり騒がれない気がしているんですが...皆さんあんまり興味ないですか!?
それとも私の知らないところで盛り上がってます!? と思ったら...十五夜て「うえーいみんなで月眺めようぜぇー!」てただ騒ぐの大好きな人が考え出したイベントかと思ってましたが、どうやら違いますね...。
十五夜と言えば、たくさん積まれたお団子をイメージする人も多いと思います。
私もそうで、「なんでお団子じゃないといけないの?」「なんであんなに積み上げてるの?」とずーっと思ってたんです。
お団子の隣には大体ススキがあって、「それも絶対なの!?」と謎でした。
お団子はお供物で、農作物を収穫出来たことへの感謝、ススキは悪霊や災いから収穫物を守り、豊作を願うという意味があるんだそうです!!!
中でもお団子は15個13個と数も決まっていて、それをピラミッド型に積み上げることにもちゃんと意味があるんだそうです!!! とはいえ、十五夜の始まりは平安時代。
その頃は、単純にお月様を眺めましょう。という貴族の楽しみだったようなんです。
そこから庶民に広まった時に、時期的にも収穫祭や初穂祭の意味合いが強くなり、収穫出来た喜びをみんなで分かち合うイベントに変わっていったようです。
無事に収穫出来るよう祈る、豊作を願う、太陽の恵みに感謝する、神々に祈る、などなど、農業、耕作で自然と共に生きてきたからこそ生まれたお祭りや行事が本当に多いなぁと思います。
「今年は無事に作物が育つだろうか...」 という不安や願いとは無縁のところで生きてきたので楽しいイベントきたぁー!お団子たらふく食べようぜぇー!て何も考えずに能天気に思っていた自分が情けないです(泣)
今年は無事にお月様が観えたら「美味しいものをたくさんありがとうございます。美味しいものがたくさん無事に育ちますように。」と願おうと思います。
そして15個13個と言わずできる限りでかいピラミッドを作ってたらふくお団子食べたいと思います(笑)